月経前症候群を上手にコントロール|セルフでダメなら病院へ

女性

月経前に発症する不快症状

お腹

月経前に3日から1週間ほど続く身体的な不調や、精神的に不安定となる症状を月経前症候群と言います。月経が始まると症状は軽減、または解消します。身体的な症状として主なものが、腹痛・腰痛・むくみ・不眠などが挙げられます。また主な精神的な症状が、いらいら・集中力の低下・過食などです。これらの症状には個人差が大きく出る為、軽度なものから重度なものまで様々です。月経前症候群の原因は多くの説がありますが、現在明確にはされていません。考えられる原因として、排卵の終了とともに分泌量が増加する「プロゲステロン」という女性ホルモンが影響している可能性が高いとされています。プロゲステロンは本来は妊娠の為のホルモンであり水分の保持・体温を上昇させる働きを持っています。月経前症候群の症状として「むくみ」が出るのはこの為だとされています。月経前症候群の症状は、更年期障害と類似しているのも特徴です。女性ホルモンの減少が原因で起こる更年期に対して、月経前症候群は女性ホルモンの分泌増加が原因で発症します。月経前症候群の場合は20〜30代の月経が順調な女性に起こりやすいとされています。40代の方は更年期か月経前症候群なのか判断が難しい為、いらいら・むくみ・不眠などの症状が見られる場合は婦人科を早めに受診しましょう。また、婦人科に通院しても症状が良くならない場合は、心療内科への受診をおすすめします。

月経前症候群の対策として、まずは自分の月経の周期とイライラが出てくる時期の把握が重要です。さらに基礎体温も把握しておくことで、月経前症候群の発症の時期をおおよそですが予測することが可能となります。最近はスマートフォンで月経の周期を把握できるアプリもあります。月経前症候群は精神的なストレスによって症状が悪化してしまいます。月経の周期の把握により月経前症候群の時期を予測できたら、その時期には出来る限り仕事や家事を頑張り過ぎないことが重要です。そして休日にはストレス発散の為に、なるべく外出し趣味や運動を積極的に行いましょう。特に好きなスポーツやウォーキングなどで体を動かすことで、夜の安眠にも繋がり心と体両方のリラックス効果が期待できます。そして月経前症候群という認識がなく、何故こんなにイライラするのか、精神的な病気になったのではと不安を抱えている女性も少なくありません。イライラなどの症状がある場合には、どんなに軽度であっても婦人科を受診してみましょう。月経前症候群という診断を受けるだけでも、不安の解消に繋がり気分が晴れ、症状が軽くなるケースもあります。月経前症候群は自身での判断が難しいので、精神的に不安定になったり、腹痛・不眠などの身体的な症状が出た場合には積極的に医療機関へ足を運びましょう。医療機関では、希望すれば女性の医師が対応してくれます。

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